新しい職場が年上のパートさんばかりだった件について

新しい職場に社員として入社したあなた。
配属されるとそこは年上のパートさんがほとんどで…。

社員と言う立場上、パートさんは部下にあたります。年齢関係なく指示を出し、時には厳しく指導することも求められます。

しかし、親世代、下手をすると祖父母ほども年の離れた方を相手に指導するとなると、
「若造がおこがましく腰が引けてしまう…」
「間違ったことでも間違ったと指摘すると逆に怒られそう…」
「なんだか怖そうな人もいるし…」

と不安でいっぱいになってしまうのも無理もありません。

そんなあなたに、今現在年上のパートさんばかりの環境で働いている私から、どうやって渡り歩いていけばいいかお伝えします!

年上のパートさんタイプ別攻略法

面倒見の塊タイプ

このタイプは特に心配するようなことはありません。
あなたのことを子供や孫を見るようにかわいがってくれるので、安心して懐を預けましょう。

向こうから積極的に話しかけてくれたりしますし、このタイプの方をきっかけとして、徐々に職場になじめていったらいいですね。

もくもくタイプ

業務にもくもく、淡々とあたるタイプ。
必要な時以外はあなたに話しかけることは少ないと思いますが、忠実に仕事をしてくれ、年少であるあなたの指示出しにも、嫌な顔をせずついてきてくれる頼もしい方です。初めのうちは、なれなれしくならない程度にお近づきになりましょう。距離のつめ方は徐々に!

あまり前に出るようなタイプの方ではありませんが、何かあった時に気にかけておくと、向こうもあなたのことを気にしてそっとサポートしてくれるはず。

気難しい職人タイプ

仕事中は基本ピリッとした緊張感オーラをまとっていて、笑顔見せるより眉間にシワが寄っていることが多い職人肌。このタイプ相手にやらかしてしまうと、雷が落ちてくるかもしれません。

ただし、その仕事のプロとしての意識はダントツなので、見習うべき点が多々あります。恐れずに真摯に学ぶ姿勢で接すると、決して邪険にはされません。

仕事を離れると、意外に接しやすかったりすることもあります。

一見フレンドリータイプ

個人的な経験上、このタイプが最も厄介ですね。

最初は一見、面倒見の塊タイプのような印象を受けますが、うっかり地雷を踏むと敵認識されてしまい、周りも巻き込んでいくので厄介です。プライベートなことを遠慮なくズカズカと聞いてくるのもこのタイプ。

向こうから話しかけてくれますし、慣れない環境で不安なあなたも最初は受け入れてしまうかもしれませんが、違和感を感じたら、少しずつ心の距離を取りましょう。

周りも巻き込んでいくとはいえ、その人自身、周りからも距離を置かれていることが多いので、真に受け取る人もそんなに多くないはずですが、厄介なことに変わりはないので対応は慎重に。

すべてのパートさん対応に共通して大事なこと

とにかく基本の礼儀をつくす! これに尽きます。

年齢も下、勤続年数も下、立場は上。
はっきりいって、やりづらいしそういう経験がないと戸惑いますよね。
でも仕事ですから、やるしかありません。

なんといっても大事なのは、社員だからと大きな顔をしないこと。
仕事をしているうちにだんだんと気心が知れると、親子ほど年が離れていても敬語で話さなくなるということもめずらしくありませんが、そんなに打ち解けてない相手にまでタメ口とかはNGです。

自分は社員でパートより偉いとか思っている意識や上から目線は、相手に即座に伝わります。たとえ相手が表立って不快感を表していなくても、何様? って思われてしまう可能性は高いです。
そういう態度をしていると、ベテラン社員であってもパートさん的評価は地に落ちてしまいますので、経験の浅いあなたではなおさらですね。

自分の指示に思うように動いてもらえないとか、業務上いろいろジレンマはあるかもしれませんが、仕事というのはお互いの存在があってこそできるもの。
それに対する意識を絶対に忘れないようにしましょう!

もしも年上パートさんを敵に回してしまったら

もし、あなたとパートさんとの間にもめ事を起きてしまったら。
あなたに非があってもなくても、ひとりで立ち回るのはきっと難しいと思います。最悪、火に油を注ぎかねません。
ここは、同じ社員である先輩や上司を頼りましょう。特に、パートさんと気心知れてそうな人がいいですね。間に立って、うまくとりなしてくれることでしょう。
また、素直に謝る、水に流すことができたら、お互い大人の対応ができるのではないでしょうか。

年上のパートさんと一緒に働くにあたって

ぺーぺー社会人が、親と同世代かそれ以上の年代のパートさんに向かって指示を出さなければならないというのは、心理的に大きなプレッシャーを感じるものです。
しかし、基本の礼儀を尽くし、真摯に仕事に向き合っていると、そのうちあなたを上司としてて立ててくれるパートさんがきっと増えていきます。

いきなり何もかもできて、わずか数日で信頼を得る…というのは難しいですが、日々コツコツ、できることを増やして信用を積み重ねていきましょう。

いつか自然と、上司としての自分を受け入れてもらえる日がきっとやってきます!

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