DXのメリットって結局なんだろう?

people sitting down near table with assorted laptop computers 社内DX

「DXやったら効率化やコストカットににつながるみたいだけど…」
「もっと具体的なメリットが知りたいなぁ」
「今やってるやり方から変えられたら困るんだけど…どんないいことがあるの?」
「今でも時間いっぱいいっぱいなのに、新しいこと覚える暇なんてないよ…」

会社の規模の大きさにかかわらず、DXを進めようとすると賛否両論が巻き起こることが多いのではないでしょうか。

人手不足、残業規制など、さまざまな要因で業務に余裕がない…。
だからこそ効率化が必要なのですが、その効率化をする余裕がない!

とはいえ、効率化を実現していかなければ、この先会社が生き残っていくのは難しくなる。
そんな時代がすぐそこまで来ています。

社内でDXを進めていきたいけど、そもそもメリットってなんだっけ。
どうしたらいろんな人に興味を持ってもらえるかな?

DXのメリットというと、効率化とかコスト削減などという言葉がよく語られていますが、今回はもう少し具体的なメリットについてお伝えしていきます。

自己紹介:よふかし

社内のDX担当になって4年目。
現在はExcel頼りでがんじがらめになっている職場にローコードツールを使ってシステム導入中

この記事を読めば以下のことが分かります。

  • DXやると生まれるメリット3つ
  • メリットあるDXをやっていくポイント3つ

これを読み終わるころにはあなたもきっとDXについて前向きになっていることでしょう!

DXをやると生まれるメリット3つ

無駄な言い争いがなくなる!

言った言わないなどによっておこる無駄な争い

こんなことありませんか?

  • 机の上には書類の山……その中にある埋もれた重要書類
  • 〆切を過ぎた回覧
  • 〆切について言った言わない
  • 書類を出した出してない

〆切や伝言を忘れたくて忘れているわけではないのに…。
はたまた逆の立場になると腹を立ててしまったり…。

DXで書類の内容をデータでやりとりできるようにすると、受信通知はもちろん、締め切りのアラートを送ったりすることができるようになります。
回覧に複数の人が関わっている場合、どこで書類がストップしているのかも分かります。
そもそもデータがなければ、出した出してないなどで争うこともなくなりますよね(ちゃんと提出しなければ別の意味で怒られますが!)

また、データ入力で、入力ミスのためにエラーが起こってしまうということはありませんか?
時間が経ってから気づいてイチから作業しなおしたり、犯人探しで揉めるなんてことになったり…。

DXで入力ミスが起きないようにしたり、ミスがあってもその場ですぐに機械にチェックしてもらうことができれば、ギスギスした空気になってしまう…ということもなくなります!

データが自然と集まってくる!

自然と集まったデータを活用する

データ入力では、ただただ入力作業に追われている、というようなことはありませんか?

一度記録したものをいくつかの場所に転記入力したり、グラフ作成のためにわざわざデータを抽出したり…。
意味がなくはないですが、作業のための作業になってしまってますよね。

DXで仕組みを作れば、一度入力したデータは、あとは活用するだけ! ということも可能です。

あなたの職場では、毎日どれだけのデータを取っていますか? 入力作業は一回だけですか?
データを必要な形にわざわざ直していませんか?

それを機械が取ってくれたら…。
必要なタイミングで、最新の情報にアクセスできたら…。

また、記憶や感情ベースの議論は言い争いの種でもあります。
データをもとに、建設的な話し合いができるようになったら、もっといい仕事ができますね!

自分の時間が増える!

自分の時間を大切に

しなくてもいいやり取り、無駄な争いがなくなって、単調な作業を機械ができるように仕組みを作ると、どうなるでしょうか?

そうです、今までそこにかけていた時間が、自由になるのです!
仕事でもっと大事なことをするもよし、残業がなくなってプライベートを充実させるもよし!

失った時間は取り戻せません。いくら嘆いても、やり直すことはできないのです。
だからこそDXをすれば、大切な時間を有意義なものにできるのです!

某ゲームでは”いのちだいじに”という作戦コマンドがありますが、命がある限り、”じかんだいじに”いきたいですね!

メリットあるDXをやっていくポイント3つ

仲間を増やそう!

仲間を増やして仕事をする

DXは仕事のやり方を変えてしまうだけに、抵抗感を持つ人も必ず一定数います。
積極的反対派とまではいかなくても、なんかやだなぁでのらりくらりと避けられてしまったり。

でもきっと、あなたの職場にもDXをやってみたいという人がいるはずです。
職場で影響力のある人を巻き込めたらなおよし!

もしも職場にいなかったら…。
会社の外に目を向けて、一緒にがんばっている人たちとつながると、くじけずに前をむいてがんばれますよ!

インタビューをする!

インタビューして一緒にDXをする

どんなにいいものを作っていても、使ってもらえなければ、作った意味がありません…。

どんなものが望まれているのか、使ってもらいたい人に聞いてみましょう。

その時は、どんなものがほしい? とズバリ聞くよりも、仕事内容を確認しながら困っていることを探りあてていくようなイメージで聞いてみるのがおすすめです。

その困っていることをどうやったら解決できるか、考えてみてください。
そして、解決できそうなものができたら、使ってもらってください。

自分だけで作らずに、使う人といっしょにいいものを作り上げましょう!

ステップアップしていけばいい!

DXは一歩ずつ進めばいい

あれもできたらいいな、こんなことやあんなことも…。

夢をふくらませることは決して悪いことではありませんが、全部完成させてから発表する必要はありません。
待たせている間にDXへの興味が失われてしまうかも…。

やりたいことの中で、一番簡単にできそうなことを見つけてまずはそれだけ完成させて使ってもらいましょう。

うまくいったら次にできそうなことに手を付けていく。
その繰り返しで、気が付いたときには業務のすみずみまでDXが行き渡っているはずです!

DXのメリットは実感できると、もっとDXをやりたくなる!

これからの時代、デジタルテクノロジーを使いこなしていくことは必須。
職場のDXを成し遂げることがでると、その成果をもとにあなた自身キャリアアップしていくこともできるでしょう。

何より、あなたのDXの取り組みで周りの人の役に立てたらうれしいですよね!
うれしくなるともっとやりたくなって、また人の役に立てて、またうれしくなってやりたくなって…。

そんないい流れが生まれて、あなたの職場がよりよくなることを願っています!

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